公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット ゲーム時間の増える冬休みを前に、SNSモラルを指導

神奈川県 横浜市立上白根小学校 

子どもの安心・安全を守る活動

『冊子には、保護者にも知ってもらいたいことがたくさん載っています。』

報告者
児童支援専任 刈谷先生
実施日時
2020年12月25日(金)
参加者
5年生児童 31名

<目的>

冬休みは、子どもたちがゲームに費やす時間が増えます。オンラインゲームがきっかけで友達との人間関係にトラブルが生じたり、安易に課金したりすることも起こりえます。SNS使用のモラルがしっかりわかっているか不安もあったので、本教材を使用することにしました。感染症拡大防止のためまずは5年生でクラスごとに実施。他のクラスも順次実施していく予定です。

<内容>

児童支援専任が、学級活動の時間に講師用プログラムに沿って45分間の授業を行いました。

クイズの題材になっている「言葉の意味の勘違い」には多くの子が納得していました。同じような経験がある子もいたようです。「自分だったらどうする?」と、自分事として考えられるように質問し、子どもたちはお互いの考えを交流し合いました。

「あなたならどうする?」自分の考えまとめるどもたち

<感想>

児童

  • スタンプで気持ちがよくわかると思っていましたが、正しく伝わっていないのかもしれない、相手の顔をみないとわからない、と思いました。すぐに送らずに見直してから送るようにします。
  • 中学生になったらスマホを買ってもらう約束をしています。便利になると思うし、楽しみですが、気をつけて使わなければいけないんだとわかりました。

教員

  • 安全のために、ぜひ保護者に知ってもらいたいことがたくさんあります。冊子を保護者とともに読んで、「うちのルール」を決めてしっかり守るようにしてほしいと思いました。


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