公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 警察のかたにも来ていただき、ネット犯罪について指導

北海道 常呂郡佐呂間町立佐呂間小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『自分たちがどう行動すればよいのかグループで考える際に、教材の冊子が役に立ちました。』

報告者
教頭 辻先生
実施日時
2020年12月21日(月)
参加者
5年生・6年生児童 64名

<目的>

スマホやネットの使い方については、10月にも電話会社のかたに来てもらい学んでいました。高学年では自分のスマホを持っている児童も多く、ネットやゲームも多くの児童が活用しています。SNSでのトラブルも身近なものとなってきており、ゲームをオンラインで楽しんでいる場面でもトラブルが懸念されます。そこで今回、ベネッセこども基金の冊子を活用し、地元の警察署のかたにも協力をいただいて指導しました。

<内容>

事前にネットやスマホの使用状況についてアンケートをとり、そのデータを提示しながら授業を進めました。また、地元の警察署から非行防止教室を担当している警察官にも来校いただき、スマホやネットの使用においてどのような行為が犯罪になるのかについてくわしくお話しいただきました。

体育館で話を聞き、自分たちのネット利用の行動について考える

警察官からのお話を聞いた後、今後自分たちはどのようなことに気をつけてネットやスマホを使っていくべきなのか、ベネッセこども基金からいただいた冊子を参考に考えさせました。グループを作り、お互いに意見を出し合う中でスマホやネットの使用について改めて子どもたちなりに考えることができました。

冊子を見ながら、どう行動していけばよいのかグループで話し合い

<感想>

児童

  • ネットを使うときには、相手の気持ちになって読み返してからメッセージを送ることや、すぐに反応がないときは相手の状況を考えること、大切なことは電話か直接会って話すことなどを気をつけようと思います。
  • ネットで悪ふざけをししたり、デマを書いたりしないようにします。また、変なサイトを開かないようにします。

教員

  • 5・6年生の児童の実態をふまえ、担任が警察とも連携して授業を行いました。子どもたちは真剣に担任や警察官の話を聞いていました。自分たちが気をつけることを考える際には、いただいた冊子を活用して考えを出し合うことができました。


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