公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 家庭でのネットルールを決めるにあたり、その重要性や決め方について指導

栃木県 栃木市立真名子小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『SNSモラルやゲームの使用時間などについて、危険性を理解してもらうことができました。』

報告者
6年担任 相田先生
実施日時
2020年12月24日(木)
参加者
5年生児童 7名、6年生児童 7名

<目的>

冬休み前には冬休みの過ごし方についての事前指導を行うことになっています。保護者宛にもお知らせを配りますが、その中に「ゲームやインターネットの使用について家の人とルールを決めてやる」と記載しています。どのようにルールを決めていったらよいのか、具体的に子どもたちに考えさせる手立てとしてこのハンドブックを活用し、時間を取って指導しました。

<内容>

講師応援セットの投影用スライド・シナリオを使って、学級活動の時間に実施しました。児童全員がインターネットの使える機器については理解しており、ゲーム機や保護者のスマホを使って友達などとやり取りをした経験がある児童も半数近くいました。

トラブルの一つに取り上げられていた「SNSでのやりとり」については、注意して送らないと誤解が生じてしまうということに深い理解を示していました。どのようにすればよかったのか、時間を取って一人一人にじっくり考えさせることができました。

熱心に授業を聞くようす
振り返り後に友達と意見交換

<感想>

児童

  • ゲームなどに時間を使いすぎると勉強が身につかなくなったり、友達に距離をおかれてしまったりすることがよくわかりました。そうならないように時間を決めて守るようにしたいです。
  • SNSでは、相手とのやり取りで誤解したり、されたりしてしまうことがあるので、十分気をつけていきたいです。まずは相手の気持ちを考えることが大切だと思いました。

教員

  • スライドや映像が、とてもわかりやすく、子どもたちの興味を引く内容でした。ネットの危険性やルールを守ることの重要性を理解することができ、充実した学習ができました。


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