公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 企業の外部講師によるオンライン指導の補足教材として、冊子を活用

神奈川県 横須賀市立野比東小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『オンライン指導と冊子の内容のずれもなく、授業の補足として活用できました。』

報告者
堀井先生
実施日時
2021年7月1日(木)
参加者
4年生児童82名、5年生児童78名、6年生児童61名

<目的>

企業の外部講師のかたに、オンラインでケータイ・スマホ教室を実施していただきました。実施後各家庭でも確認をし指導できるように教材の冊子を配布し、活用しました。

<内容>

学活の時間を使って、外部講師のかたにオンラインで45分の授業を実施していただきました。
3つのテーマに沿ってケータイ・スマホの使い方を学習しました。

①相手への伝わり方
SNSやメールでのやりとりなど文字を使った交流、オンラインゲームで使うボイスチャットなどによるトラブルについて考えました。
動画なども用いて説明したので自分と重ねて考えることができました。相手や周りのことを考えて使う必要があることを学習しました。

動画教材なども使いながらオンラインで学習

②個人情報の扱い方
SNSへの投稿や知らない人との交流などによって自分の情報を簡単に知られてしまい、悪いことに使われる危険性があることも学びました。
知らない人と会わない、何か困ったことがあったら大人に相談する、ということも確認しました。

③自己管理の仕方
スマホやゲーム、インターネットは楽しいことが多いため夢中になってやりすぎてしまうこともあることを自覚しました。そのためルールをしっかり決め、それも守る自己管理能力が必要であることを学びました。

「あと少しだけ。」と思ってしまいルールを守れないことがあると答えていた児童も多くいました。今回の授業で自分のこれまでの使い方を振り返り、これからの使い方について考え、保護者とも確認するよう指導しました。

意見を発表し、安全な使用について考える

<感想>

児童

  • 私はこれまで「何時まで使用する」などのルールを決めておらず、寝る前もスマホを見ていることが多くありました。今日教えてもらった自己管理能力を身につけて、使用ルールを決め、SNSの安全な使いかたを考えながら行動しようと思いました。(6年生)

教員

  • 他企業の方に講師をしていただきましたが、授業内容とベネッセこども基金の教材冊子「初めてのスマホ安心ガイドブック」とで内容のずれ等もなく、オンライン授業だけでは伝えきれなかった部分もしっかり説明されていて大変助かりました。また、保護者向けのページもあり、各家庭でしっかり確認ができると思いました。最後のページにある「わが家のスマホルール」も非常に効果的だと思いました。

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