公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 学校でもタブレットを導入。1年生にもわかりやすいマンガ入りの冊子で安全指導

神奈川県 横浜市立舞岡小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『スマホの約束は、学校で導入したタブレットの約束と同じなんだと気づくことができました。』

報告者
児童支援専任 石川先生
実施日時
2021年7月6日(火)
参加者
1年生児童26名

<目的>

夏休み前の安全指導の一環として、また、GIGAスクールが始まってクラス内でのiPadの望ましい使い方についても改めて指導が必要な状況が出てきているため、「初めてのスマホ安心ガイドブック」を使用して授業を行いました。

<内容>

まずは、"スマホってどんなもの?"のページを見ながら、スマホやiPadでできることについて話し合いました。子どもたちは、学校で導入した新しい機器に興味をもち、楽しみにしています。その気持ちを損なうことなく、安心安全に使用できるように以下の4つの内容について、時間をとって学習しました。

①"守れているかな?スマホのルール"
②"やってはダメ!スマホのルール"
③"やっていないかな?人がイヤがること"
④"「ふざけただけ」でも、周りの人はどう思う?"

歩きながらスマホを見ないという約束は、校内でiPadを使用するときと同じだということに気がつきました。ほかにも、許可なく友達の写真を撮ってはいけないことや、学校探検で写真を撮るときには、担当の先生の許可をもらって教室内の写真を撮るということを思い出し、iPadとスマホの約束の共通点を探すことができました。

冊子を使いながら授業を進行

<感想>

児童

  • 約束を守れば、楽しく使えると思いました。
  • スマホなどをたくさん使いたいけれど、人に嫌な思いはさせたくないと思いました。

教員

  • 子どもに伝えたいことがマンガになっているので、1年生にとってわかりやすいものになっています。最後の保護者の方へのページには、学校が介入しにくい項目もあるので、わかりやすくまとまっていてありがたかったです。トラブルの未然防止となるよう教室に一冊ずつ保管して、必要に応じて振り返りをしていきたいと思います。

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