公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 警察の防犯教室や代表委員会のテーマとからめてネットの安全指導

神奈川県 横浜市立六つ川西小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『体系的にわかりやすくまとめられた教材で授業ができる、とてもありがたい教材です。』

報告者
古茂田先生
実施日時
2021年7月12日(月)~20日(火)
参加者
4~6年生児童

<目的>

夏休みを前に、トラブルの未然防止のねらいから、クラスの実態に応じて授業等の時間で各担任がネットの安全指導を行おうと計画しました。最近、警察と連携して防犯教室を行ったこともあり、効果的に行えるという見通しがありました。内容は重なる部分がありますが、年度の中盤以降ネットのトラブルが増える傾向にあり、トラブル未然防止のために行いました。また、代表委員会という話し合い活動で「ネット世界でも気持ち良く過ごすために」という趣旨のテーマで進めていることもあり、それに絡めた指導としても活用しました。

<内容>

特別活動の時間の一部を使って行いました。冊子を児童に配付し、必要に応じて軽重をつけて指導しました。適宜子どもの声を拾いながら、生活実態に応じて実践に移せるように配慮しました。

冊子を手元に説明を聞く5年生児童
冊子を読む5年生児童

<感想>

児童

  • もう一度LINEなどの使い方を確認したいと思います。相手を気づかう気持ちが大切だと思いました。
  • 手軽に写真等をとることができるので、写真に関わる危険性は知っておきたいと思いました。
  • SNSは世界とつながっていて、便利な反面、一度出してしまった情報などは回収できないので、自分の発信内容には注意したいと思いました。こちらが受け取る情報についても、フィルタリングなどを活用して、注意していきたいと思いました。

教員

  • スマホやゲーム機器が普及した今、安全指導に活用できるとてもありがたい教材でした。なかなか体系的な教材がない中で、イラストと限られた文字数でわかりやすくまとめられていたので指導しやすかったです。指導案や準備物があると授業の実施にハードルが上がりますが、この冊子を使うことで各担任の裁量で児童の学年や実態に応じて柔軟に指導できるので活用しやすかったです。

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