プログラム活用事例
ネット グループワークで考える学習を
大阪府 高槻市立樫田小学校
『子どもにとって身近なトピックで、しっかり考えることができていました。』
- 報告者
- 5年生担任 立岩先生
- 実施日時
- 2021年7月19日(月)
- 参加者
- 5年生児童11名、6年生児童8名
<目的>
GIGAスクールに伴い、一人一台クロームブック端末を持って帰ることになったため、情報の扱い方やネット端末を使う上でのルールを確認することを目的として夏休み前に時間をとりました。また、スマホを持っている児童も多い中で、家庭での安心ルールを設けるためにも学習しました。
<内容>
講師用プログラムに沿って、総合的な学習の時間に45分間の指導を行いました。考える学習の時は、グループで話す時間を設け、いろいろな考えを共有できるように学習を進めました。
ゲームをやりすぎてしまっていた児童の動画では、「それはあかんやろ」など、問題意識をもって観ることができました。事後学習としては、家庭でのスマホルールを確認し、家で見えるところに貼るなどの声掛けをしました。
<感想>
児童
- ゲームやネットで時間を使いすぎたり、ネットでうそを信じたりしないようにしようと思います。
- 人の許可をとらずに、勝手に写真・動画をあげてはダメだとわかりました。知らない人と会ったり、個人情報を教えたりもしないようにします。
- ルールを守ってインターネットを使用し、どうしたらいいかわからないときは大人など信頼している人に相談します。
教員
-
"45分版のプログラムだけでなく15分版など、いろいろな時間設定の中から指導内容を選ぶことができてよかったです。SNSのトラブルだけでなく、普段から気をつけてほしいことが指導内容にまとまっていて、キーワードで子どもたちが振り返れるような資料になっていてとても使いやすかったです。
冊子には、ゲームでの課金の話も載っていて、子どもたちは自分のことを振り返りながら読んでいるようでした。とても効果的だったと思います。また、冊子はおうちの人とも読めるよう保護者向けのお手紙を用意し、一緒に持ち帰っていただきました。"