プログラム活用事例
ネット 開校5年目の小学校。学年に合わせてネットの安全指導
福島県 私立いわき秀英小学校
『スライドの発表者ツールにシナリオが書いてあるので、授業の進め方がわかりやすかったです。』
- 報告者
- 4年生担任 澤田先生
- 実施日時
- 2021年7月19日(月)
- 参加者
- 3年生児童 10名、4年生児童 7名、5年生児童 14名
<目的>
本校は、5年前に市内で初の私立小学校として開校し、今年度3~5年生が揃いました。学年が上がるにつれ、スマートフォンやインターネットを使用することが予想されるため、夏季休業に入る前に一斉指導を行いました。
<内容>
講師用プログラムに沿って、電子黒板を使用して授業を実施しました。
SNSのトラブルに巻き込まれないように自分たちで気をつけることと、他の人を傷つけないことを児童同士で話し合いながら考えました。授業では、ネットで知り合った人に未成年が誘拐された事件のことや、顔が分からない人と会うことの危険性について話をしました。
授業内での発表の中には、SNSでメッセージを送る際は、相手の気持ちを考えて、分かりやすい文章で書く必要があることに気付いた児童もいました。
<感想>
児童
- インターネット上で良い人だと感じても、絶対に会わないようにしたいです。しつこく会おうとしてくる人がいたら、お家の人にすぐに相談します。
- SNSでのやり取りでは、思いやりを持つことが大切だと分かりました。これからは、メールを送信するときに見返します。
- SNSに投稿してはいけないものを知ることができました。インターネットを使って調べた情報が本当なのかどうかをよく考えて使いたいです。
教員
- スライドの発表者ツールに書いてあるシナリオが分かりやすく、授業はスムーズに進みました。児童が考える場面が所々にあって、真剣に考えたり、話し合ったりする時間を設けることでより身近なこととしてとらえることができたようです。