公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット ゲームの長時間使用やSNSモラルについて指導

岐阜県揖斐川町立小島小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『どんな問題が起こるか、教材の冊子にまとまっているので授業の見通しがもてました。』

報告者
6年生担任 森先生
実施日時
2021年7月13日(火)
参加者
6年生児童 29名

<目的>

携帯電話の使用については、5年生の2学期に中学校の主幹教諭に来ていただいて学習したことがあります。 今回は、一人一台タブレットの使用を開始するにあたって再度SNS使用のモラルについて学習する必要があると感じたため、改めて時間をとって指導することとしました。

<内容>

教材を使い、学級活動の時間に45分間の授業を行いました。オンラインゲームをやったり、YouTubeを夜遅くまで見たりするようになり、昼夜逆転しそうな状態の児童が何人かいました。このことについて、学級で話し合いました。

また、オンラインゲーム上で友達とすれ違いが起こったり、トラブルにつながりそうになったりといった問題が起こっていたこともありました。今回の授業を受けて、再度家庭での使用ルールを決めるよう約束作りをしました。

教室での授業の様子
教材の冊子を見ている様子

<感想>

児童

  • ゲームをやり始めると時間を忘れてしまいます。あと少しと思いながらやっていくうちに、12時を過ぎていることが多々ありました。もう一度、時間を決めてやるようにしたいと思います。
  • インターネットは、知りたいことをすぐに調べられるのでとても便利だと思います。でも、使い方を間違えると犯罪に巻き込まれたり、友達を失ったりすることもあることがわかりました。気を付けたいと思いました。

教員

  • 保護者より、子どもたちがゲームに熱中しすぎていることを聞いていました。実際には、ゲームだけでなくSNSの問題もありました。教材の冊子には、ネットの利用によってどんな問題が起こるのかがわかりやすく書かれているため授業の見通しをもててよかったです。

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