プログラム活用事例
ネット 事前に全教職員で冊子を読み合わせしてから児童へ指導
大阪府 高槻市立清水小学校
『内容が焦点化・簡略化されていて、理解しやすい教材です。』
- 報告者
- 情報教育担当 横山先生
- 実施日時
- 2021年7月8日(木)、9月16日(木)
- 参加者
- 全校児童、教職員
<目的>
GIGAスクール構想によるタブレットの導入に伴って、情報モラル教育を統一して行う必要性を感じていましたが、スマホのような個人端末の利用については一斉指導として触れにくいという面がありました。今回、自分で作成した教材に加えてベネッセこども基金の教材冊子や電子資料を活用したいと考え、申し込みました。インターネットの便利さや怖さを知り、情報モラルをもとにインターネットを活用することができるようになることを目的としました。
<内容>
自分で用意していた情報モラル指導用のパワーポイントと講師用プログラムを見比べ、必要な内容が入っているかを確認し、準備しました。
当日はオンライン授業という形をとり、情報教育担当者から一斉に授業を行いました。その後教材の冊子を配布し、授業の内容と照らし合わせながら自分の情報機器の扱いについて振り返ってもらいました。
また、教職員にも事前に冊子を配布し、情報の扱いやインターネットの怖さについて同じ感覚で指導できるよう、意識を共有するために冊子を活用しました。
<感想>
児童
- 知らない人とつながってしまうなんてこわいです。ちゃんとルールを守らなくてはいけないと思いました。(2年生)
- 気づいていないところで友達を傷つけてしまっているかもしれないので、気をつけようと思いました。(5年)
- 文字だけで伝えるのは難しいことがあるというのは実感しています。(6年生)
教員
- 内容が焦点化・簡略化されていて、かつイメージしやすい事例が取り上げられているので、非常に理解しやすかったです。 子どもたちは、インターネット利用のルールや怖さに関して学んだ知識をもとに、クイズに真剣に取り組んでいました。 内容は低学年にも理解できるもので、活用しやすかったです。