プログラム活用事例
ネット 朝会での校長講和、各クラスでの指導、家庭での話し合いと3ステップでネットモラルを指導
兵庫県 加古川市立上荘小学校
『要点のまとまった教材で、多くの児童が関心をもって聞いてくれました。』
- 報告者
- 校長先生
- 実施日時
- 2021年12月6日(月)
- 参加者
- 全校児童155名
<目的>
本校では毎年、5・6年生及び希望する保護者を対象に、外部講師を招いて「インターネットトラブル防止講座」を実施しています。今年度より、GIGAスクール構想に伴い全児童にChromebookが配備され、日々活用するようになっています。そこで、情報モラルについて今一度考える機会が必要だと思い、今回プログラムに応募し、指導をすることにしました。
<内容>
オンライン会議システムを活用した朝会の中で、校長講話としてパワーポイントの資料を使い、「写真でトラブル」、「時間の使いすぎ」、「ネットで知らない人と」の3点について話をしました。
その後、配布した「初めてのスマホ安心ガイドブック」を使い、各担任が児童の成長段階に合わせた指導を行いました。
そのうえで、各家庭で今一度インターネットの使い方について子どもと話す機会を持ってもらうよう、学校だよりで保護者に依頼しました。
<感想>
児童
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私は、校長先生のお話を聞いて改めて、インターネットを使うときはルールを決めて色々なことに気をつけながら使わないといけないと思いました。自分や相手の個人情報を投稿したり、相手が嫌がりそうなことなどをインターネットに投稿したりしないように気をつけたいなと思います。ゲームをやりすぎることも控えるようにし、決めた時間を守ってゲームをしたり、休憩をとって目をマッサージしたりと対策を取りたいです。
インターネットを使うときは、ルールを決めること、決めたルールをしっかり守ることが大切です。今回のお話を聞いて、Chromebookを使うのは便利な反面、慣れてくるとやってはいけないところまで行ってしまうのではと少し怖くなりました。ルールを守って安全にずっと使えるように今日のお話を忘れずに生かしていこうと思います。一人一人ルールを守ることを意識していれば安全にChromebookを使えると思うので、どんなことに気をつけたらいいのか、安全に使うためにどんなことに気をつけたか、などを常に確認することが必要だと思いました。 -
今日の校長先生の話を聞いて、インターネットを使うときはいろいろなことに気をつけなければいけないと感じました。わかっていても、住所や名前がのっている写真を投稿したり、相手が不快な気持ちになるような言葉を発したりしてしまうことが自分にもあるかもしれません。それにゲームなどをしすぎて、視力が低下してしまったり、授業に集中できなくなってしまったりする可能性もあります。インターネットを使うときは、ルールを守って使うようにしようと思いました。
Chromebookはとても便利です。毎日連絡帳を書かなくても良い、皆の日記を読める、などたくさん良いところがあります。 しかし自分では気をつけていても、意識せずに人を傷つけてしまうことがあるかもしれません。 人が読んで嫌な気持ちにならないように投稿することが大切です。学校では直接話すことができますが、クラスルームの投稿は皆に見られてしまうので個人的な話はしない、言葉を考えて投稿するなど、これからも気をつけようと思いました。 安全に、楽しくChromebookを活用していきたいです。
校長先生
- 子どもたちがネットを使う際に考えておかなければならないことについて、イラストとともに要点がまとめられており、多くの児童が関心をもって聞いてくれたようです。私からは一方向の説明でしたが、各担任・保護者とともに、再確認する機会になったと思います。