プログラム活用事例
ネット メディアの長時間利用の実態が見られたため、冬休み前に指導
宮城県 仙台市立芦口小学校
『家でネット利用時間のルールがないので決めて使いたい、などの児童の声が聞かれました。』
- 報告者
- 5年生担任 志賀先生
- 実施日時
- 2021年11月26日(金)~12月23日(木)
- 参加者
- 3~6年生児童 224名
<目的>
冬休みを迎えるにあたって、中・高学年に向けてインターネットの正しい使い方について指導したかったので利用しました。
<内容>
講師用プログラムに沿って、各クラスで45分間の授業を実施しました。教科は学級活動の時間を活用しました。どの学年にとっても興味関心をひく内容で、最後まで集中して学習に取り組む姿が見られました。
特に、ゲームのしすぎによる気力の低下や友達との不仲についての動画では、本当にゲームのしすぎは良くないことだと実感したようでした。本校では特に高学年においてメディアに触れる時間が長くなってしまっており、そのために睡眠時間も減少してしまっています。今回の授業を通して、冬休みの生活を考えさせるよい機会となりました。
<感想>
児童
- 今はSNSはやっていませんが、これから使うことがあるかもしれないので、勝手に写真などをとったりしないように気をつけたいと思います。(3年生)
- 自分のことをネットに書くとすぐにわかってしまうということを知りました。(4年生)
- 自分がいつも使っている言葉で、(例えば「なんで」「なにで」)人を傷つけないか確認してから送るようにしたいです。今の時代、すごく便利で何でもできるけど、逆に悪いこともできてしまうから、しっかり考えてから使いたいです。(5年生)
- 私の家ではインターネットなどのルールは決めていないので、家族できちんと決めようと思いました。私もたまに夜遅くまで何かを調べたりしているので、夜遅く使わずに何時まで使っていいなどを決めたいです。友達にネットで知り合った人がいたら「会わないんだよ」と教えられる人になりたいです。(5年生)
- スマホやインターネットは楽しいけど、とてもこわい機械なんだなと思いました。今日習ったことを生かしたいと思いました。私もネットの時間には気をつけます。(6年生)
教員
- スライド通りに授業を進めることができたので、大変活用しやすかったです。(5年生担任)