プログラム活用事例
ネット メディアコントロール週間に合わせ、5・6年生で重点的に活用
岡山県 岡山市立第二藤田小学校
『周りの人の気持ちを考えてメディアとつき合うことが大切だと気づけました。』
- 実施日時
- 2021年12月
- 参加者
- 5・6年生児童
<目的>
本校のメディアコントロール週間に合わせ、学年や児童の実態に合わせて教師用プログラムを使ってSNSでのコミュニケーションやメディアとのつき合い方について指導しました。
内容の充実した冊子だったのでしっかり活用したいということになり、5年生では部分的に使用し、6年生になってから授業で指導した後家庭に持ち帰ってもらうことにしました。
<内容>
5年生では、朝学習の時間を使ってネットで起こるコミュニケーショントラブルについて考えました。
「スマートフォン・インターネット安全教室」のプレゼンテーション「③その言葉、正しく伝わる?」を見ながら、「なんで来るの?」という言葉の送信者と受信者の思いの行き違いについて話し合いました。「相手の表情がわからないから、文字だけで言葉や思いを正しく伝えることは難しい」ということを確認することができました。
6年生では、「メディアとのつき合い方について考えよう。」というめあてで学級活動の時間を使って取り組みました。
「スマートフォン・インターネット安全教室」のプレゼンテーションを見ながら、次の4つのことを考えました。
①SNSのやりとりでは、言葉の使い方によって受信者のとらえ方が変わること
②勝手に写真を撮ったり、情報を送ったりしてはいけないこと
③インターネットやゲームに時間を使いすぎると、困ることがあること
④ネットを簡単に信じたり、ネットで知り合った人に会ったりしてはいけないこと
<感想>
5年生
- 顔を合わせて会話していたら表情が伝わるけれど、スマホで会話しているので表情がわからず、相手と自分とで違った認識で会話しているかもしれないと思いました。「なんで来るの」ではなく「なにで来るの」と伝えたほうがいいと思いました。
- 自分は仲間外れはしていないけれど、人間関係がうまくいくためにも送る前に内容を確認してから送るようにしたいです。
- マナーを守らないと自分や友達、家族が困ることになるのでマナーを守って犯罪にあわないようにしたいと思いました。ネットでのトラブルは大変なことになるので気を付けます。
- ネットの世界ではこんなにいろんなことがあるんだなと思いました。ネットでは簡単にうそがつけるので、信じてはいけないという言葉が心に残りました。
- 人の気持ちを考えて言葉を送ることはとても大切だと思いました。たった1つの傷つく言葉でいじめにつながると思いました。
- 私はインターネットを使うルールを決めていませんが、今日の動画を見てできるだけ依存しないように自分ですぐ止めれられるようにがんばりたいと思います。
- 冊子もDVDもとてもよい資料で、職員からも好評でした。よい資料を探していたところ、すばらしい資料をいただき本当によかったと思います。
6年生
教員