公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 村のネット使用ルールをもとに、プログラムを活用して指導

沖縄県 宜野座村立宜野座小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『これまでネットのルールについて学んできた中で、今回の教材は特にわかりやすかったと児童にも好評でした。』

報告者
教務主任 渡久地先生
実施日時
2021年12月20日(月)~23日(木)
参加者
全校児童252名

<目的>

毎年、日曜参観日(6月)に講師を招き情報モラル講演会を実施していましたが、今年度は感染症拡大防止のため実施することができませんでした。
そこで夏休み前に、村のスマホ使用ルールをもとに各担任が指導しました。冬休み前にも指導する予定で教材を探していたところ、ちょうどよいものに巡りあいました。

<内容>

各担任が学級活動の時間に各教室で指導を行いました。

各教室の大型テレビを使用し、教師がパワーポイントを活用しながら授業を進めていきました。日頃から、自分のスマホやタブレットなどの端末で、YouTubeやSNS等を活用して過ごしている児童が多くいます。遅くまで使用し生活リズムを崩す児童や学習に支障を起こしてしまう懸念もあります。授業の中で「今の自分の使い方はどうか?」などを考えさせる声掛けを行いました。また、個人情報が知られると犯罪やトラブルに巻き込まれることも再度確認しました。

冊子を読み込む児童たち
スマホの使用ルールを再確認

<感想>

児童

  • 写真をネットに載せたら、自分のいる場所がいろいろな人に知られてしまうことを初めて知りました。知らない人が突然きたら怖いので、絶対写真などを載せないようにします。(3年生)
  • 学校のiPadで勝手に友達を撮ろうとしていました。今日の授業で、相手の気持ちを考えることが大切だとわかりました。これからは、相手に確認するか、意味のない写真は撮らないようにし、相手の立場を考えて行動していきたいと思います。(5年生)
  • 今まで何回もネットやスマホを使うためのルールなどについて、学校や家で話をしてきましたが、今日の授業の内容がとてもわかりやすかったです。冬休みもルールを守って楽しく過ごしていきたいです。冬休みは、ネットを使いすぎないように注意します。(6年生)

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