プログラム活用事例
ネット PTAから教材を提案し、各クラスで担任の先生が指導を実施
長崎県 長崎市立古賀小学校
『家庭からの注意では素直に聞いてくれないこともありますが、クラスでお友達と学ぶことでしっかり理解できたと思います。』
- 報告者
- 育友会 山中様
- 実施日時
- 2021年12月20日~23日
- 参加者
- 4~6年生児童 約200名(各クラスで実施)
<目的>
冬休みには何かと誘惑も多くなるため、休み前に4~6年生の全クラスで、学級活動の時間に指導を実施しました。
感染症拡大防止のためメディア対策講座を開催する代わりとして、各クラスにて
ベネッセこども基金の講師用プログラムや、パンフレットを使用して行いました。ウェブベルマークのホームページでちょうどよい教材にめぐりあうことができました。
<内容>
育友会より教材の提案をし、学校で開催してもらうため、日程の確認などは教頭先生を通していただきました。
パンフレットを少し早めに取り寄せていたので育友会室で保管し、開催日程に合わせて職員室へ運搬しました。
指導の実施は各クラスの先生からしていただく形とし、児童や先生方の感想もお願いしました。
<感想>
- 感想を寄せてくれた児童の半数が、現在自分や家族のスマホを使用してゲーム・YouTube・TikTokなどを使用していて時間を守れなかった経験があるため、これからは時間を決めて守りたいと書いていました。
- クイズ形式になっていることや、具体例が書いてあることもわかりやすかったようで、今回の指導をきっかけに歩きスマホなど使用時のルールも守るよう実行すると決意していました。個人情報漏洩や知らない人とのつながり、文字から生まれる誤解なども、児童本人が危険に気づくきっかけになったようでこれからはやめると書いている子がいました。
- 家族からの注意ではうるさく感じて反抗したり、素直に聞けなかったりすることもあると思います。しかしながら、このパンフレットを利用し学校でお友達と一緒に学ぶことで、危険性に気づく機会となり、自ら改善しようと考えてくれたことがとてもありがたく、配布してよかったと思います。
- またネット環境の発展と子どもたちの吸収力に、保護者がついていけていない部分もあり、具体的に配慮すべき点について保護者自身が気づけたことも良かったです。次回は夏休み前にも取り組みたいと感じました。