公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット タブレットやゲームのルールを家庭で決めるきっかけ作りに

福島県 福島大学附属小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『ルールを決めている家庭とそうでない家庭があったため、ガイドブックのルール作りのページを活用しました。』

報告者
3年生担任 芳賀先生
実施日時
2022年1月17日(月)
参加者
3年生児童 35名

<目的>

学校で扱うタブレット端末や、家でのスマホ・ゲームなどの利用にあたり、情報モラル学習について学校全体で取り組みたいと思い、授業を行いました。
ICT機器に関して指導する案件も増えてきているので、改めて時間をとり指導していきました。

<内容>

学級活動の時間を使って授業を行いました。
スマホの使用時間を守らずに使いすぎてしまう事例は、身近なことと感じる児童が多かったようです。このテーマについては、話し合いの時間を長めにとりました。
また、初めに家庭で使用のルールを決めているかどうかを確かめたところ、ルールがある家庭とルールがない家庭がありました。そこで、ガイドブックの最後のページを活用し、家庭でのルールを決めていくことを促しました。

教材の冊子を真剣に読むようす

<感想>

児童

  • 家でゲームをするときも、いつの間にか時間を忘れてやり続けてしまうことがよくあります。やり過ぎてしまうとどうしてよくないのかということや、ルールを守ることの大切さなどがわかりました。
  • 自分はルールを守って使っているけれど、みんなの考えを聞いていると自分でメリハリをつけるのは難しいことだと思いました。お母さんやお父さんとよく話して使いこなせるようになっていきたいです。

教員

  • 家庭でルールを決めるきっかけづくりになってよかったです。教材の冊子は子どもたちにとっても読みやすかったようで、進んで読む姿が見られました。

SNSでこの記事をシェアする

一覧に戻る