プログラム活用事例
ネット クイズ形式で、メールでの誤解についてケーススタディ
山形県 上山市立中川小学校
『初めは事例の問題点に気づかなかった児童も、友達との話し合いの中で理解できました。』
- 報告者
- 5年生担任 小林先生
- 実施日時
- 2022年1月12日(水)
- 参加者
- 5年生児童15名
<目的>
メールなどで友達とやりとりをする際、相手に正しく伝わるようにするにはどんなことに気をつけたらよいか考えてほしかったため、今回の指導を行いました。
<内容>
クイズ形式で授業を進め、何が問題なのかを児童と一緒に考えられるよう工夫しました。
教材冊子に取り上げられていたトラブル事例の「なんで来るの?」というメール文を見て、何が問題かわからない子がいたので、文字だけのやりとりによる誤解であると答えがわかったときには、「なるほど」と言う顔をしていました。
<感想>
児童
- テキストの例を見て、最初は何が問題なのかわからなかったけれど、みんなと話しているうちにわかってきました。自分が気づかないうちに、友達に誤解を与えていることがあるのかもしれないと思いました。
- ふつうに会って話しているときには、誤解が起きてもすぐ言い直せるけれど、メールの時は、誤解が起きていることに自分が気づかないこともあるので、メールを使うようになったら気をつけないといけないなと思いました。
教員
- まだメールを使っている児童はいなかったので、あまり実態には即していませんでしたが、自分の書いた文章を見直さないと間違った意図で伝わることもあるのだと感じてくれたようです。