プログラム活用事例
ネット SNS等で児童がやってしまいがちなポイントを重点指導
愛媛県 伊予郡松前町立岡田小学校
『子どもたちが理解しやすく、印象に残る教材でした。』
- 報告者
- 4年生担任 大野先生
- 実施日時
- 2021年12月9日(木)
- 参加者
- 4年生児童87名
<目的>
GIGAスクール構想による1人1台端末を使った学習が今年度から本格的に始まり、学習活動の中で互いにやり取りができる学習アプリ等を使っています。その中で、使い方やネットモラルなどについて不安があったため、学年合同の時間を取って指導しました。
<内容>
学級活動の時間を使い、講師用プログラムに沿って少し短めの30分程度の授業を実施しました。
個人でもSNS等を利用する子どもたちも増えてきており、子どもたちが悪気なくしてしまいそうなことの中から、
①勝手に他人の写真をアップすること
②勝手に人のデータを改ざんすること
③利用時間を守ること
の三点について重点的に指導しました。
動画で紹介されていた、「ゲームのし過ぎで睡眠時間が減り、授業などで十分に力を発揮できなくなる」という事例では、共感する子どもたちが多くいました。また、書店でのカメラ撮影の行為が違法であることを初めて知ったという子どももいて、タブレット等の機器は身近にあるものの何がいけないのかという知識がない子どももいることがわかりました。
残りの15分程度は、学校独自のきまりについて確認する時間にしました。1人1台配付している端末を、休み時間に使うときや家庭に持ち帰ったときのルールについて再度伝えました。その後、振り返りの時間を各学級で取り、感想を交流しました。
<感想>
児童
- ゲームの時間は決めてはいますが、時間を守らずだらだらとやってしまうことがあります。ルールを守り、規則正しい生活をするようにしたいです。
- 使う場所や使う時間などに気をつけて、人の迷惑にならないような使い方をしたいと思います。
- 自分はスマホを持っていませんが、持つようになったときには今日学習したことに気をつけて安全に使用したいと思います。
教員
- 資料がわかりやすく、動画もあって子どもたちが理解しやすかったと思います。まとめの言葉がすっきりしていて、印象に残りやすいものだと感じました。