公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 45分の講師用プログラムを使い、30分間で養護教諭から指導

福井県 坂井市立春江東小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『パワーポイントが使いやすく、授業の準備も負担に感じませんでした。』

報告者
養護教諭 嶋﨑先生
実施日時
2022年9月8日(木)~9日(金)
参加者
6年生児童42名

<目的>

中学校入学前にスマホの使い方や情報モラルについて、子どもたちが学べる機会を設けたいと考えていたところ、「スマートフォン・インターネット安全教室」実施プログラムを知り、教材を使って指導を行うことにしました。

<内容>

身体計測後の時間を使い、講師用プログラムに沿って指導しました。45分プログラムを30分程度の時間で行いました。

①SNSでのトラブル
③時間の使い過ぎ
の2つのテーマは、特に子どもたちの身近に感じられたようで、真剣なようすで聞いていました。発言も多く出ていました。

指導後に「初めてのスマホ安心ガイドブック」を配付し、自宅に持ち帰っておうちの人と一緒に読むように伝えました。ご家庭でスマホやインターネットの使い方について、じっくり話し合うきっかけにしてほしいと考えています。

身体計測後の時間を活用し、30分間で実施
すぐに使えるパワーポイントの投影資料もわかりやすい

<感想>

児童

  • インターネットを使い過ぎると依存してしまうようになるので気をつけたいと思いました。便利なこともあるけれど、知らない人とかかわらないように気をつけたいです。
  • いつもインターネットやゲームを使い過ぎてしまいます。使い過ぎると勉強がわからなくなったり、昼間眠くなったり、生活習慣がくずれたりするので、使い方を改めたいと思いました。しっかりインターネットやゲームのルールを決めて、守るようにしようと思いました。
  • 今日の授業を受けて、スマホなどをたまに夜遅くまで使ってしまうときがあるので、次からもっと気をつけたいと思いました。アラームをかけるなど対策を取りたいです。

教員

  • パワーポイントだったので指導しやすかったです。準備の負担も感じませんでした。パワーポイントのイラストはわかりやすく、子どもたちは、興味を持って授業に参加していました。

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