公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 教育委員会から、市内の小中学校にガイドブックを配布

島根県 江津市人権啓発センター

子どもの安心・安全を守る活動

『子どもにも読みやすく、保護者にも必要なことが書かれていて、家庭で確認してもらうのにぴったりです。』

報告者
江津市教育委員会 人権同和教育課
実施日時
2022年9月末
参加者
江津市内の全小中学校の児童・生徒およびその保護者向けに「初めてのスマホ安心ガイドブック」約1200冊を配布

<目的>

スマホを持つ年齢は中学校入学時あたりがピークですが、今後情報化社会の進展により低年齢化が進むこと、また、GIGAスクール構想で一人一人にタブレットが配布される現状で、情報機器やネットへの正しい接し方は早い時期から身につけておくことが大切との考えから、市内の全小・中学校にガイドブックを配布しました。

<内容>

スマホはコミュニケーションツールやカメラ、ネット検索など様々な便利機能を提供しますが、その反面SNS上での誹謗中傷やプライバシーの侵害、さらに犯罪などのトラブルに巻き込まれる危険な側面を持っています。私たち大人は子どもたちがその機能と危険性を理解し、スマホを安全に使用できる環境を整えていく責務があります。

このガイドブックはやさしい表現とイラストで構成され、子どもにも読みやすく、保護者の役割についても書かれているので、今後スマホを購入する際の心がまえをしたり、今の使用ルールを見直したりするにあたって、家庭で話し合うときの格好の手引書となります。
ガイドブックは担任の教員から児童・生徒に配布しました。渡す際にガイドブックの中身に触れ、保護者ときちんと話し合い、ルールを決めて正しくスマホを使用することを呼びかけました。

配布時に担任教員から内容について説明
スマホを持つことの多い中学生にしっかり指導
デジタル機器使用の低年齢化もあり、小学校にも全学年の児童に配布

<感想>

担当者

  • 子どもにもわかりやすい表現、イラストの多い構成になっていて、かつ保護者向けのアドバイスも的確なのですばらしい冊子だと思います。

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