公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 土曜参観のお店の一つとして情報モラル教室を展開

静岡県 三島市立中郷小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『3つのテーマからやりたいものを選んでもらったところ、積極的に学ぶ姿勢が見られました。』

報告者
情報担当 森田先生
実施日時
2022年11月19日(土)
参加者
約20名

<目的>

本校では、タブレットを積極的に活用しています。日常的に使って良いことになっていて、児童はタブレットを文房具の一つとして捉え始めています。しかし、長時間使用による体調不良、許可なしの写真撮影など問題も数多く出てきました。悪いと知らなくてやってしまった子か数多くいるのが実態で、正しい使用方法を全校児童に身につけてほしいので、この資料を使い情報モラル教育に取り組むこととなりました。

<内容>

最初の取り組みとして、全クラスがお店を出す土曜参観に情報モラル教育を実施しました。保護者にも関心をもってもらうのも目的の一つでした。お店の一つとして、情報モラルが学べるお店を出しました。自分から入りたいという気持ちで入ってきたので、積極的に取り組む姿勢が見られました。

45分のパワーポイントを、「コミュニケーショントラブル」「長時間使用のトラブル」「知らない人との連絡のトラブル」の3つに分けて、どれを学ぶか選択して授業を展開しました。自分の興味がある物を選択することで、自分事としてとらえていて、反応も良かったです。

<感想>

児童

  • ゲームをやり過ぎると、体調だけでなく勉強も出来なくなるし、友達と仲が悪くなるということがわかりました。
  • 勉強だとわかっているけど、楽しく取り組めました。
  • LINEのメッセージで誤解をさせてしまったことがあったので、自分だけじゃないんだと思いました。

教員

  • パワーポイントがあったので、児童にもわかりやすく授業することができました。準備も非常に短い時間でできました。特に、コミュニケーショントラブルの授業では、児童から「あるある。」「気を付けよう。」等の反応があり、手応えを 感じました。

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