公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 授業参観で保護者と児童一緒にネットモラルについて考える

奈良県 生駒市立俵口小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『保護者と児童それぞれの立場から意見を出し合い、安全な利用やルールの必要性について考えました。』

報告者
3年生担任 上甲先生
実施日時
2023年1月20日(金)
参加者
3年生児童74名とその保護者

<目的>

情報モラルについては、日頃から著作権を中心に学習してきました。今回はインターネット利用について、その全体を確認するために授業することを計画しました。児童は学校で使用しているchromebook以外にも、ゲームを中心としてインターネットを利用したコミュニケーションをしている様子です。まだスマートフォンの個人所有は半数以下ですが、多くの児童が所持する前にルールを考える必要性を感じてもらうことを目的としています。

<内容>

今回、授業参観で保護者がいる環境で学習しました。保護者には児童目線で感じること、児童には保護者目線で感じることを知らせたかったからです。実際に、授業中は児童だけでなく、保護者の意見を尋ねる場面も何度か設けました。互いの理解なしに、安全快適な利用はできないと考えるからです。

スライド資料で冒頭のインターネットの接続機器を確認するパートでは、実際にインターネットに接続する機器の写真(ゲーム機・自動掃除機・電気自動車など)を追加しました。より便利さをイメージさせるためです。また、保護者には、この授業が「インターネットは怖いから使わないようにしよう」ではなく、「より楽しく、より安心して使うこと」を目的としていることを確認しました。

意見を出し合い、話し合う様子
各自のchromebookに資料を投影しての授業

<感想>

児童

  • わたしは、ゲームや動画視聴をする時間をしっかり守って、お母さんに「終わりの時間だよ。」と言ってもらおうと思いました。言われたら、ちゃんとやめたいと思います。もし、時間を守れなかったら、自分の命に関係すると思ったからです。
  • わたしは、スマホ、タブレット、ゲーム機の使い方に気をつけようと思いました。時間を決めて、見守り設定というのをお母さんにしてもらおうと思います。お母さんの言うことをを守って使っていきたいと思いました。

教員

  • スライド資料をご提供いただけたので、授業づくりでとても助かりました。話し合うポイントも焦点化されていて使いやすかったです。授業の中で、ある問題に関して児童にも保護者にも同じことを尋ねる場面がありました。双方で、重要だと思う点がずれていたことが印象的でした。それぞれの立場や考え方の違いにも気づかせながら、家庭にとって便利でかつ安心安全なインターネット利用を考えていく必要があると感じました。今後の指導に活かしていきたいと思います。

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