公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 各学年の保護者懇談会での説明に冊子を活用

長野県 坂城町立坂城小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『これ1冊で子ども向けにも保護者向けにも必要な情報が網羅されています。』

実施日時
2023年2月1日(水)・10日(金)
参加者
各学年20名前後の保護者が参加・計約120名

<目的>

保護者の授業参観日に合わせて教材を活用しました。2月1日は低学年の参観日、2月10日は高学年の参観日でした。各担任が学級(学年)懇談会の時間に保護者向けの説明を実施しました。

児童に対しては年度当初に、各学年向けに情報リテラシーの出前授業を行っていました。今回は、学校あてに届いたベネッセこども基金の冊子配布のお知らせを見て、児童の家庭でのスマホの使用について不安をもつ保護者に向けて、啓蒙の目的で冊子を活用しました。

<内容>

保護者懇談会で冊子「初めてのスマホ安心ガイドブック」を配布し、各担任から冊子に掲載されている情報の概要を説明したうえで、その場で各自冊子に目を通していただく時間を取りました。

各家庭によって必要としている情報がさまざまであるため、残りは各家庭で熟読していただくようお願いしました。特に卒業を控えた6年生については、中学進学にあたって携帯電話を買ってもらうという話を児童たちから聞いていたため、保護者が買い与える際の不安解消につながったように思います。

保護者懇談会で冊子を配り、概要を説明
各家庭でのルール作りの重要性などを理解していただく

<感想>

教員

  • 保護者が子どもとともに学び続けるためのサイトのQRコード等も掲載されていて、これ1冊で子どものネットモラル教育や保護者への啓蒙などが適切にできると感じました。ありがとうございました。

保護者

  • ちょうど携帯電話の購入を考えていたため、フィルタリングの大切さを知ることができてありがたかったです。
  • スマホを買い与える前に、子どもと一緒にルールを作る大切さが学べてよかったです。

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