公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

ネット 児童と保護者が集まる情報モラル教室で冊子を活用

神奈川県 大井町立相和小学校

子どもの安心・安全を守る活動

『スマホやゲームの利用について、児童と保護者がいっしょに理解することができてよかったです。』

報告者
ICT教育担当 杉山先生
実施日時
2023年1月20日(金)
参加者
全校児童42名、保護者16名

<目的>

児童と保護者を対象にした情報モラル教室を実施する際に、
初めてのスマホ安心ガイドブック」を活用したいと考え、利用しました。

<内容>

GIGAスクール構想により、タブレット端末が一人一台に配備され、各教科の授業や家庭学習で活用しています。また、家庭でもスマートフォンやタブレット端末、パソコンなどに触れる機会のある児童がほとんどです。そのため、インターネットのメリットとデメリットや、インターネットとのつき合い方について保護者と児童がいっしょに学べるよう、学校公開の日に「情報モラル教室」を実施し、「初めてのスマホ安心ガイドブック」を使って指導しました。

講師による講演  

学校公開当日は、1年生から6年生まで数名ずつで構成された縦割り班のグループに分かれました。 円になり、自分の生活を見直したり、「ノーメディアデー」をどう設定していくかについて考えたりしました。 その様子を保護者に見ていただき、インターネットとのつき合い方について保護者と児童とで考えるよい機会となりました。

縦割り班ごとに話し合う様子

<感想>

教員

  • 「初めてのスマホ安心ガイドブック」には、ネットリテラシーに関するクイズが多数掲載されており、低学年の児童にもわかりやすい内容となっていました。タブレット端末を使う際に気をつけるポイントをおさえることができたので、各教科の学習でタブレット端末を上手に活用することができています。(ICT担当)

保護者

  • どうしても身近にあるスマホに手が出てしまうので、時間を考えつつ、子どもにも伝えていけたらよいと感じました。ゲームもタイマーをつけて時間を決めていますが、休みの日は多くやっているので、気を付けたいと思いました。
  • 親が一方的に言っても、子どもは「またか!」と思ってしまうことが多いように思えます。このように親子で理解して納得できる機会はとてもよいと思います。子どもも、友達の意見を聞けてよかったと思います。

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