プログラム活用事例
防災 避難訓練に紙芝居を活用し、防災理解を深める
奈良県 香芝市立五位堂幼稚園
『園児も地震のニュースを見聞きしているので、防災を身近に感じていました。』
- 報告者
- 小原様
- 実施日時
- 2024年1月26日(金)
- 参加者
- 4歳児クラス園児、5歳児クラス園児
<目的>
毎月、地震、火事と避難訓練を行っています。今回しまじろうの紙芝居を活用することで、より地震を身近なこととして考える機会をもちたいと考えました。また、令和6年能登半島地震がおこり、子どもたちも地震速報の音を聞いたり揺れを感じたりしたことも、防災について考えるきっかけになったと思います。
<内容>
4歳児クラスと5歳児クラスの園児が一同に集まり、しまじろうの紙芝居を見て地震の時のお約束を再確認しました。クラスでも避難訓練の話を聞いてきたので、話を聞く態度ができていました。最初に令和6年能登半島地震の話をすると、口々に「家も揺れた」「キンコンて音が鳴った」「ニュースで見た」と自分が体験した地震の話をしてくれました。
紙芝居は、とても集中して見ることができ、地震警報を実際に鳴らして聞かせましたが、「聞いたことがある!」と身近に感じてくれたようでした。


いつもは「ダンゴムシポーズ」で頭を守る練習をしていますが、この日は紙芝居を見ながら「あおにんじゃ」の「あ」で頭を守るポーズを練習しました。


また、後日行った避難訓練で実践練習をしました。放送で地震が起こったことを知らせると、みんな頭を守って、放送をしっかりと聞いています。


揺れがおさまった後に、防災頭巾をかぶって避難します。2階からもあわてずに避難できました。避難した後は、担任が点呼をとり報告。最後に主任から、「放送をしっかり聞いて避難することができました。年長さんはもうすぐ小学校に行くけれど幼稚園で教えてもらった約束はこれからも覚えておいてくださいね。」とお話をして訓練を終えました。

