公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防災 防災週間に紙芝居を活用して避難訓練

児童発達支援・放課後等デイサービス  おもちゃ箱おゆみ野

子どもの安心・安全を守る活動

『紙芝居を読んだ後の避難訓練では、いつも以上にしっかりと行動でき、真剣に参加できました。』

報告者
担当 駒澤様
実施日時
2024年10月23日(水) 14時30分~15時30分
参加者
2歳~6歳児 11名
職員 8名

<目的>

本事業所では、年間計画に沿って地震、火災、その他自然災害を想定した訓練を行っています。子どもたちに『かじ、じしん』などは怖いということや、起こった時のお約束の確認、どのように行動すればよいか?などを話しています。
また同時に職員も安全動作、避難経路の確認、子どもたちの安全を確保しながらの冷静な誘導が行えるかの再確認を行いました。

以前は防災訓練のみやっていましたが、防災週間を作り、その期間は毎日ベネッセこども基金の『じしんのときのおやくそく』を使用させていただきました。
訓練では、活動中に地震が起きたことを想定し、安全かつ迅速に避難することを目標としました。親しみのある『しまじろう』の紙芝居を通し、真剣にお話を聞くことができました。

<内容>

防災週間の期間中に紙芝居を読み聞かせ、防災訓練前にも紙芝居を利用しました。
紙芝居が始まると皆興味津々。真剣にお話を聞くことができました。

静かに紙芝居を聞くようす

地震の時は『あおにんじゃ』に変身する、というキーワードがていねいに伝わるよう読み聞かせを行い、読み終えてから大事なお約束の確認を行いました。
子どもたちに、『あおにんじゃ』の『あ』はなんでしょう?等、紙芝居の内容を振り返る時間を作り、その後、実際に紙芝居で出てきた『あおにんじゃ』の言葉の意味を確認しました。また、今地震が来たらどうしますか?と質問し、実際にダンゴムシのポーズをとったり、机の下に隠れたりして、動作を理解することができました。

ダンゴムシのポーズを実践して練習

避難場所へ移動する際は、しゃべってしまう子どもがいたら、『あおにんじゃ』の『お』はなんだったかな?と伝えるよう心がけました。

紙芝居で学んだことを避難訓練に活かす

<感想>

職員

  • 防災週間として子どもたちに毎日防災のお話をする中で、みんなに親しみのある『しまじろう』の紙芝居を使わせていただいたことで、子どもたちは興味深々でした。いつも以上にお話しをしっかり聞けました。
    以前は、避難訓練を行うだけでしたが、口頭だけでなく紙芝居を使って視覚的に伝えることで、理解もしやすくお話もわかりやすく子ども達も集中できたと思います。お話のあとの避難訓練では、いつも以上にしっかりと行動でき、真剣に参加できていました。
    災害は身近に起こりうるものだということが伝わったと思います。今後も防災訓練やお話をするときは、紙芝居を使わせて頂こうと思っています。ありがとうございました。

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