プログラム活用事例
防災 2歳児にもわかりやすく避難時の動作を訓練できた
memorytree伏見保育園
『子どもたちになじみのあるしまじろうの紙芝居なので、初めからとても興味を示してくれました。』
- 報告者
- 園長 𠮷岡様
- 実施日時
- 2024年2月22日(木)
- 参加者
- 2歳児クラス園児7名
<目的>
非常食喫食の日に合わせ、その前の活動時間に紙芝居の読み聞かせを行いました。また、新しく園に防災頭巾を購入したので、子どもたちに避難訓練の前に興味を持ってもらい、防災頭巾をかぶることに慣れてもらうためにこの紙芝居を導入としました。
ベネッセこども基金からのお知らせを見て、園に防災の紙芝居がなかったことと、子どもたちの興味のあるしまじろうの紙芝居ということで、使用することにしました。
<内容>
朝の会を行ったあと、椅子に座った状態で紙芝居を読み始めました。2歳児には少し長めの内容だと感じましたが、子どもたちのよく知っているしまじろうの紙芝居ということもあり、読み始めるとどの子もとても集中してお話を聞く姿が見られました。

「あおにんじゃ」の内容もとてもわかりやすく、それぞれの動作を一つずつみんなで一緒にまねをすることができました。

紙芝居の後には、実際に防災頭巾をかぶり、頭を隠したり、忍者のように歩いたりする練習を行いました。

<感想>
講師
- 子どもたちに普段からなじみのあるしまじろうの紙芝居だったので、その効果から初めからとても興味を示してくれる子が多かったです。日頃から月に1回以上避難訓練を行っており、子どもたちもどのように避難するかはなんとなく理解できている子が多いのですが、今回この紙芝居を読んだことで口頭で伝えるよりもよりわかりやすく理解できました。しまじろうが出てきて親しみやすいこともあり、すぐに実践することもできました。これからもくり返し紙芝居を読むことで、もっと定着するようにしていきたいと思います。
職員
- 紙芝居の物語を通して避難するときのポーズをまねしながら読み聞かせを聞くことができました。また、子どもたちの好きな忍者が出てきたことでより夢中になる姿が見られました。その後も遊びの中で「あおにんじゃ」の言葉にあわせて動作を行うなどすることで、自然と身についていくと良いと感じました。