公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防災 【石川県かほく市立七塚小学校】1年生向けに「防災教室」を実施。地震についてのクイズや紙芝居を行いました。

石川県かほく市立七塚小学校

子どもの安心・安全を守る活動

 

 

石川県かほく市立七塚小学校 コミュニティー・スクール 澤野コーディネーターよりご報告いただきました。

 

 

日 時: 2019年10月31日(木)

参加者:一年生児童44名、職員3名

 

<きっかけ>

朝読書のボランティアのかたから、しまじろうの紙芝居があるので読んではどうかと提案があり、紙芝居について知りました。防災についてゆっくり考える時間を設けることは大切だということで、紙芝居も取り入れて防災の授業を行うことになりました。

 

<目的>

災害にあったときに、子どもたちが自分の命を守るためにどうしたらよいかを自分で考え行動できるようになること、そして、家庭でも防災について話し合うきっかけになることを目的として行いました。

 

<内容>

初めに、「こんなとき地震が起きたらどうする?」のクイズを行ったところ、たくさんの子どもたちが手を挙げて発表してくれました。地震への対応の実演、防災の歌などを通して、地震について感じたことを話しました。

次に、しまじろうの紙芝居「じしんのときのおやくそく」を読み聞かせ。「ビデオで見たことがある!」という声も何人かあり、しまじろうと一緒にだんごむしになったり、その場でそろ~りと忍者歩きをしたりしてくれました。「保育園」の部分は「小学校」と読み替えました。災害時、おうちの人の迎えが遅くても必ず来てくれるから大丈夫という安心感を持つことはとても大事なことだと思います。子どもたちもその部分を読んでいる時は、何かを感じているようでした。

最後の自分の防災リュックについて考える時間では、自分に必要なものを考え、質問などもしながら真剣に取り組んでくれました。

 

かほく市立七塚小学校画像.jpg

△集中して話を聞く子どもたち

 

<感想>

教員:

・紙芝居を見せることで、一年生にもわかりやすく伝えることができ、子どもたちに防災について考えてもらうきっかけになったと思います。小学生向けの紙芝居があってもよいかと思いました。

・地震は身近なものなんだと改めて感じました。防災グッズのチェックリストを見て、準備しておくべきものがこんなにあるのだと実感しました。

 

 

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