プログラム活用事例
防災 子どもの興味をひく紙芝居で、防災意識をアップ
東京都江東区 こころこうとう保育園
『子どもたちは合言葉をすぐに覚え、身を守るポーズをとっていました』
- 報告者
- 園長 小宮山先生
- 実施日時
- 2020年8月18日(火)
- 参加者
- 4歳児クラス 13名
<目的>
放送による避難訓練はふだんからやっていますが、教材の案内を見て、いつもの訓練とは少しちがった目線で子どもたちに防災に興味をもってもらい、避難の際の意識をより高めてもらいたいと思い、活用することにしました。
<内容>
クラス担任ではなく、園長が子どもたちの前で紙芝居を読みました。ふだんは放送での訓練をしていますが、紙芝居のタイトルを見て子どもたちが少し緊張感をもったのがわかりました。いつもとはちがう合言葉でしたが、「あ」は「頭をかくす!」、「お」は「おしゃべり!」と、絵を見てすぐに避難の際の行動と結びるけることができていました。紙芝居の中の「あおにんじゃ」と同じポーズをすぐにとり、内容に興味をもってくれました。
<感想>
児童
- 園長先生の話し方がおもしろかった。
- 「あおにんじゃ」みたいにぼくたちもやってみたい。
- 部屋の中で何か落ちてきそうな危ないところがないか探そうと思う。
教員
- いつもは「おかしもち」という合言葉を使っていますが、今回の紙芝居の合言葉「あおにんじゃ」も、子どもたちはすぐに覚え、身を守る行動がとれていました。それだけ内容に興味を持てたということだと感じました。今後はほかの年齢のクラスにも読み聞かせを行い、地震の時の行動を確認していきたいと思います。ほかにも火災や津波などのバリエーションもあるといいなと思います。