プログラム活用事例
防災 災害時の身の守り方を紙芝居で学習
宮城県仙台市 中山とびのこ保育園
『紙芝居のイラストに合わせて動きをまねていました』
- 報告者
- 4歳児クラス担当 佐藤先生、須藤先生
- 実施日時
- 2020年8月20日(木)
- 参加者
- 4歳児クラス 20名
<目的>
避難訓練の前日に、理解を深めるために担任が紙芝居を読み聞かせし、防災意識を高める指導を行いました。
<内容>
紙芝居を読み聞かせしながら、「あおにんじゃ」の言葉の意味を子どもたちと一緒に考え、話を進めていきました。単に忍者になって歩くことを伝えるだけでなく、なぜ忍者になって歩くことがよいのかなど子どもたちに問いかけることで、安全に避難するためにはどうしたらよいかをしっかりと理解できるように工夫しました。
知っているキャラクターの紙芝居ということもあり、全体的に集中して見てくれたと思います。リスがあおにんじゃとして登場する場面では、イラストに合わせて動きをまねるなど、視覚的にわかりやすかったのも良かったのだと思います。読み聞かせの後は、「あおにんじゃ」の言葉の意味を復唱し、実際に避難訓練を行いました。紙芝居で学んだことを実践できており、しっかり身についていると感じました。
<感想>
児童
- リスのまねっこをしながら、ダンゴムシみたいに頭を隠すことができた。
- 忍者になって静かに逃げられた。
- しまじろうの紙芝居がおもしろかった。
教員
- 「あおにんじゃ」という合言葉の語呂が子どもにもわかりやすく、災害時の身の守り方を知る良い機会となりました。実際に地震を想定して避難訓練を行った際も、紙芝居の内容を思い出しながら避難することができていました。今後も紙芝居を使いながら定期的に確認する機会を設けていきたいと思います。