プログラム活用事例
防災 日ごろの避難訓練のまとめとして紙芝居を活用
福島県 岡ノ城保育園
『これまでお約束として教えてきたことが、紙芝居にまとまっています』
- 報告者
- 園長 笠井先生
- 実施日時
- 2020年9月17日(木)
- 参加者
- 年中児・年長児 17名
<目的>
毎月避難訓練を行っていますが、今月は地震を想定した訓練でした。事前に担任から避難訓練について絵本などで説明をしてから実施しています。今回はこれまでの訓練を振り返り、
・担任の話をしっかり聞くこと
・机の下にもぐり頭を守ること
・話が聞けるようにおしゃべりをしないこと
・静かに避難すること
が身についていることを確認する目的がありました。その際、この紙芝居があるとより効果があるのではないかと思い、活用することにしました。
<内容>
紙芝居には、子どもたちになじみの深い「しまじろう」が出てきて、子どもたちは興味深く食い入るように見ていました。「あおにんじゃ」をモデルに、大切な動きについて説明があり、子どもたちは見よう見まねで同じ動きをしていました。「あおにんじゃ」という名前も子どもたちにイメージしやすかったようで、紙芝居を見ながら上手にポーズをとることができました。
紙芝居が終わったあとに、確認の意味で動きを子どもたちといっしょにやってみましたが、どの子もしっかりと動きができていました。
<感想>
教員
- 子どもたちがよく知っているキャラクターで、とても集中して紙芝居を見ていました。日ごろからの避難訓練で身についていたことも多いですが、「あおにんじゃ」をイメージするということでさらにわかりやすく、子どもたちにも浸透したように感じました。動きもまねてみて、真剣に取り組もうとしていました。どんな内容かもしっかり理解し、保育者に伝えて友だち同士で確認し合う姿も見られました。災害時の動きについてとてもわかりやすい紙芝居だったと思います。(担任)
- 今回は年中・年長児のクラスで行いましたが、イラストがとてもわかりやすいので、もっと下の年齢のクラスで行っても内容が伝わるように感じました。次回、改めて行ってみたいと思います。(副主任)