プログラム活用事例
防災 0~2歳児にも、地震の約束事を伝えることができました
広島県 一般社団法人 結絆福祉会 おろしまち保育所
『低年齢でも理解できる教材を探していて、この教材を見つけました。』
- 報告者
- 保育士 山下先生
- 実施日時
- 2020年
- 参加者
- 0~2歳児 20名
<目的>
保育所で毎月1回、火事・地震・水害などを想定した避難訓練を行っています。対象が0歳児から2歳児なので、視覚的にわかりやすいよう、ペープサートや絵本、紙芝居などを使って災害の怖さ、約束事などを伝えています。今回、地震の時の約束事についてわかりやすく伝える教材がないかとインターネットで検索していたところ、この紙芝居が目に留まり、活用させていただきました。
<内容>
子どもたちになじみのあるしまじろうの絵が紙芝居の表紙だったので、興味を持って話を聞いてもらうことができました。「だんごむしのポーズ」「おくちにチャック」「にんじゃあるき」のお約束の場面では「しまじろうとやってみよう!」と言って、絵を見ながらまねをして練習することができました。
紙芝居の後は実際に避難をし、「おくちにチャックで先生のお話聞いてね。」「にんじゃあるきだよ。」と紙芝居でのお約束を思い出しながら落ち着いて避難することができました。
<感想>
教員
- 子どもたちの好きなキャラクターが出てくるお話で、興味をもって聞いてくれました。 「だんごむしのポーズ」などもまねしやすく、楽しく覚えることができました。紙芝居は、0歳~2歳児には少し長く感じましたが、親しみのあるしまじろうのお話で飽きることなく集中してお話が聞けました、「あおにんじゃ」のお約束をくり返し練習し、これからも地震の訓練の際はこの紙芝居を活用していこうと思います。