公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防災 午睡中の地震発生を想定して訓練を実施

神奈川県 横浜市三ツ沢保育園

子どもの安心・安全を守る活動

『あおにんじゃという言葉が覚えやすかったようで、これからもくり返し使っていきたいです。』

報告者
滝澤先生
実施日時
2020年9月25日(金)
参加者
2歳児~5歳児 32名

<目的>

毎月1回、地震や火災など月ごとに内容を変えて避難訓練を行っています。毎回いろいろなやり方で訓練を行っていますが、地震についてわかりやすい言葉で身の守り方を伝えられるようなお話がないかと探していたところ、この紙芝居に出会いました。

地震についてのお話は難しいものも多い中、こちらの教材は子どもたちの好きな「しまじろう」のキャラクターを使っていて、なおかつ「じしんのときのおやくそく」という題名で子どもたちにも理解しやすそうだったので申し込みました。

<内容>

実際に避難訓練を行った後に全クラスの子どもがまとまって座り、避難訓練担当の保育士が前に立って紙芝居を読みました。今回は午睡中の地震発生の設定だったので、まだ眠たそうな子どももいました。しかし、しまじろうが出てくると真剣に見入っている子がほとんどでした。子どもたちは紙芝居を見ながら、しまじろうが「あおにんじゃ」になったときの行動をまねしていました。紙芝居が終わった後ももう一度「あおにんじゃ」になって行動していました。

紙芝居の読み聞かせに見入る園児
あおにんじゃのまねをして実践練習

<感想>

児童

  • あおにんじゃがおもしろかったです。
  • 地震が来たら、あおにんじゃになるといいんだとわかりました。

教員

  • 地震はいつ起きるかわからないものです。地震のときの身の守り方は説明するのも難しいこともありますが、しまじろうを通してわかりやすく伝えられたことがよかったです。「あおにんじゃ」という言葉は覚えやすくこれからの避難訓練でもくり返し使っていきたいと思います。


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