プログラム活用事例
防災 オリジナルのクイズも取り入れて、紙芝居で防災学習
山口県下関市 下関短期大学付属第二幼稚園
『しまじろうの教材なので、年少の子どもたちがすぐにお話の世界に入り込めました。』
- 報告者
- 園長 寺本先生
- 実施日時
- 2020年10月9日(金)
- 参加者
- 年少児 18名
<目的>
地震を想定した避難訓練を9月と10月に実施しています。例年、2回目の訓練では地域の消防署のかたを招いて指導をしていただいていますが、今年度は新型コロナウイルスの影響でできなかったため、代わりにしまじろうの紙芝居の教材を活用させていただきました。
<内容>
普段紙芝居を読むときと同じように、園児は床にすわってお話を聞くようにしました。ただ紙芝居をそのまま読み上げるだけではなく、「『あおにんじゃ』の『あ』は『あ』のつくものを守ります。どこのことでしょう?」など、クイズも取り入れながら読み進めていきました。園児たちは、「あたまをまもる!」「おくちにチャック!」など元気に答えたり、スマートフォンから流れる緊急地震速報を聞いて「地震が来る!」と答えたりしながら、最後まで集中して聞いていました。
<感想>
児童
- しまじろうみたいにじょうずにダンゴムシポーズができるようになりたいです。
- しまじろうは、おかあさんがむかえにくるまでさびしかっただろうけど、やくそくどおりおかあさんがきてよかった。
- にんじゃあるきをれんしゅうしてじょうずになりたいです。
教員
- 避難訓練をした直後に読み聞かせをしたため、自分の行動を振り返ることができていました。子どもに人気のキャラクター「しまじろう」が主人公なので、年少の子どもたちがすぐにお話の世界に入ることができてとてもよかったと思います。