プログラム活用事例
防災 避難訓練とセットで紙芝居を活用
岐阜県関市 社会福祉法人下有知福祉会 下有知保育園
『頭を守る、しゃべらない、など、地震のときに大切な約束を確認できました。』
- 報告者
- 園長 村井先生
- 実施日時
- 2020年9月1日(火)
- 参加者
- 0歳児~5歳児 131名
<目的>
毎月1回全園児(0歳児~5歳児)で、火事や地震を想定した「命を守る訓練」を実施しています。特に、0・1歳児の避難には保育士が細心の注意を払っています。
9月の訓練は防災の日に合わせて1日に実施し、131名(在籍137名)が参加しました。訓練後に、3歳児以上の各クラスで、担任がベネッセ子ども基金の紙芝居を使用して避難のしかたや大切なことについておさらいしました。
<内容>
地震を想定した訓練では、地震がおさまってから園庭へ避難しますが、この日は外気温が大変高かったため、5歳児32名(在籍34名)は防災頭巾をかぶって遊戯室へ避難する訓練を行いました。訓練後、そのまま紙芝居を読み、机の下へもぐること、防災頭巾をかぶること、しゃべらないこと、走らないことなど、避難訓練で気をつけたことと紙芝居の内容とを重ね合わせながら進めました。地震のときは「あおにんじゃ」になる、ということを子どもたちと確認し合うことができました。
<感想>
児童
- 「あおにんじゃ」に変身して、みんなでにんじゃあるきをやったのがおもしろかった。
- しまじろうが優しく教えてくれた。
- じしんってこわいなあと思った。
教員
- 普段の「命を守る訓練」でやっている、「頭を守る」「しゃべらない」などの大切なことを、もう一度紙芝居を通して確認することができてよかったです。子どもたちもしまじろうの話に興味をもちながら、真剣に聞いていました。次回の「命を守る訓練」からは「あおにんじゃ」を思い出させ、定着させていきたいと思います。