公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防災 園児が理解しやすい紙芝居で、避難訓練もスムーズに

大阪府交野市 わかばこども園

子どもの安心・安全を守る活動

『避難の約束をしっかり覚えて、訓練でもすぐに実践できました。』

報告者
保育教諭 田代先生
実施日時
2020年12月18日(金)
参加者
年長児27名

<目的>

毎月1回、地震・火災・不審者侵入のいずれかを想定した避難訓練を放送で行っています。園に届いたFAXのチラシで防災の紙芝居を知りました。子どもたちも絵本や紙芝居が大好きなこともあり、防災について紙芝居でしっかり学び、避難訓練の際に意識を高めることを目的として活用することにしました。

<内容>

この日は消防訓練があり、避難訓練前の導入として紙芝居を読みました。読み始めると、ぐっとお話の世界に入り込んでいました。「だんごむしポーズ」や「あおにんじゃ」などの実践部分では積極的に参加することができました。「あおにんじゃ」という新しい言葉の説明をし、紙芝居をひととおり読み終わった後も復習として子どもにクイズを出し、より理解を深めることができました。

真剣にお話を聞く園児たち。
みんなで「だんごむしのポーズ」を練習。
紙芝居に続けて消防避難訓練を実施。

<感想>

教員

  • 紙芝居ということもあり、全員が真剣に見ており、しっかりと理解できていました。「あおにんじゃ」について説明する場面では、紙芝居の真似をしながら一緒に頭を隠し、すぐにポーズを覚えていました。紙芝居後の避難訓練では、「あおにんじゃの"お"のおくちチャックやな!」と言いながら意欲的に避難訓練に参加している姿が多く見られました。同じシリーズで火災や不審者についての紙芝居などもあったらいいなと思います。


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