プログラム活用事例
防災 紙芝居を事前に読んだうえで、予告なしの避難訓練を実施
群馬県 桐生市立境野幼稚園
『園にある防災の紙芝居や絵本が古くなってしまったので、子どもの大好きなしまじろうの紙芝居を提供してもらえてありがたかったです。』
- 報告者
- 園長 新井先生
- 実施日時
- 2020年11月13日(金)
- 参加者
- 全園児 12名 教職員6名
<目的>
毎月地震や火事、不審者等を想定して避難訓練を実施しています。園の紙芝居や絵本が古く、購入したいと思っていたところ、ベネッセこども基金より案内をいただいたので申込みました。とてもありがたかったです。
<内容>
しまじろうの紙芝居「じしんのときのおやくそく」は、避難訓練とは別の日に事前にクラスごとに読み聞かせをしました。そのうえで今回は告知なしで避難訓練を実施。いつも落ち着いて避難することができる園児ですが、紙芝居を見ていたので通常よりも落ち着いて行動できていたように思います。しまじろうは子どもたちが大好きなキャラクターなので身近に感じられたようでした。自園では「お・か・し・も」を合言葉にして避難していましたが、「あ・お・に・ん・じゃ」もしっかり覚えて約束が守れていました。
<感想>
児童
- しまじろうが出てきて地震のことを教えてくれて楽しかったです。「あおにんじゃ」の約束を守ります。
教員
- しまじろうは、皆好きなので紙芝居も喜んで見ていました。紙芝居を見た後の避難訓練では「あおにんじゃ」を意識して上手に避難できました。ありがとうございました。(4・5歳児担任)
- 子どもが大好きなキャラクターなのでよく話を聞いていました。当日の避難訓練でも紙芝居で見たことを思い出しながら怖がらずに避難できていました。今後も読んであげたいと思います。(3歳児担任)