公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防災 防災教育として初めて紙芝居を利用

栃木県下野市  学校法人愛泉学園 認定こども園愛泉幼稚園

子どもの安心・安全を守る活動

『2歳児には年長児が地震のときの約束をお手本として示してくれました。』

報告者
防災・避難訓練担当 山﨑先生
実施日時
2020年12月4日(金)
参加者
年少・年中・年長児 170名(各クラスにて実施。2歳児クラスは年長児クラスといっしょに実施)

<目的>

日ごろから避難訓練を大切にしていますが、今まで防災教育として紙芝居は使ったことがありませんでした。ちょうどよい教材があり、使用することとしました。

<内容>

各クラスでしまじろうの地震の紙芝居を読み聞かせし、子どもたちに「こんなときはどうするのか?」と問いかけ、いっしょに考えながら話を進めていきました。最後にみんなで合言葉を言い合ったりして、楽しみながら覚えていきました。2歳児には担任だけでなく、年長児が「あおにんじゃ」を教えてあげたり、一緒に動いてみたりしました。後日、地震を想定しての避難訓練を行いましたが、そのときも「あおにんじゃ」を意識して行うことができました。

興味津々に紙芝居を聞く子どもたちのようす
年長さんが2歳児に「あおにんじゃ」の合言葉を教えているようす
避難するときのポーズもお手本を示します

<感想>

児童

  • あおにんじゃをつづけて練習したいです。(年長児)
  • しまじろうをまねしてがんばります。(年中児)

教員

  • 毎日行っている避難訓練と紙芝居の内容を照らし合わせて確認することができました。いつ地震が起きても大丈夫なように、今後も日頃の避難訓練を大切にしていきたいと思います。いつも見ているしまじろうだったので、お話が聞きやすくわかりやすかったと思います。(講師)
  • 年長児とのコラボはとてもよかったと思います。担任が話をするよりよく聞いていたように思います。年長児のまねをすることから始められました。(2歳児クラス担任)


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