プログラム活用事例
防災 園児の等身大であるキャラクターのしまじろうと一緒に地震時の約束を確認
愛知県 蒲郡バプテスト教会光の園
『しまじろうに感情移入し、一生懸命紙芝居を聞くことができました。』
- 報告者
- PTF(保護者と教員の交流組織)役員 藤井様
- 実施日時
- 2021年6月11日(金)
- 参加者
- 2~5歳児 約50名
<目的>
地震のときの約束を確認するために実施しました。
<内容>
礼拝堂に園児を集めて、役員1名が防災紙芝居「じしんのときのおやくそく」の読み聞かせを行いました。
地震のときは「あ」あたまを隠して、「お」おくちをチャックして、「にんじゃ」のように歩くことをしまじろうの紙芝居を通して楽しく学べました。しまじろうのキャラクターも身近に感じることができたようで、みみりんがけがをしたときは「みみりん、大丈夫かな」と心配する声があがっていました。「あたまを隠して」の所では、実際にダンゴムシのポーズを取ってもらいました。
帰宅後も「おかあさん、地震の時はあおにんじゃなんだよ」と得意げに教えてくれ、あおにんじゃが浸透していると実感することができました。
<感想>
担当役員
-
紙芝居はお話がおもしろく、子どもたちもとても興味を持って聞いてくれました。特にしまじろうのお母さんがなかなか迎えに来なくて不安になっていた場面では、子どもたちも「かわいそうに...」と感情移入して、しまじろうと一緒にドキドキ...泣き出しそうな子も。でも、お約束は何だったかな?と聞くと、みんなちゃんと覚えていて、感心しました。お母さんの登場でみんな笑顔で終われてよかったです。最後までしっかりとお話にのめりこんで聞いてくれ、終わったら「あ~、楽しかった!」と感想を言っていました。
紙芝居はメディア等の接続確認もいらずに気軽に事前準備ができる点がよかったです。
一方で、感染症拡大防止のためで座席を離していることもあり、後ろの席の子からは「見えない~」と意見もあったので、もっと人数をしぼったり、せまい部屋で行ってもよかったかと思いました。