プログラム活用事例
防災 9月の引き渡し訓練を前に、どんなことに気をつけたらよいかを紙芝居で学習
徳島県 ローガン記念徳島栄光福祉会 みどり保育園
『いつも以上に真剣に聞いてくれました。今回は4・5歳児に読みましたが、2歳児などでも理解できそうです。』
- 報告者
- 主任保育士 尾藤先生
- 実施日時
- 2021年8月19日(木)
- 参加者
- 4・5歳児19名
<目的>
毎月、地震や火災を想定した避難訓練を実施しています。今月はちょうど地震時の避難訓練を予定しています。いつも地震の時に気をつけることなどをクラスで話し合っていますが、改めて紙芝居を用いながら考えたいと思いました。また、9月には引き渡しカードを使っての避難訓練を予定しているので、内容的にもちょうどよい思い、活用することにました。
<内容>
午前の活動と給食を終えた落ち着いた時間に実施するようにし、いつも絵本などのお話を聞くときのように保育者を囲んで丸くなって紙芝居を聞きました。
親しみのあるしまじろうや忍者が登場し、子どもたちは大喜び。いつも以上によく見たり聞いたりしていました。忍者の格好の場面では同じような格好をしてみる子もいて、紙芝居が終わった後も、「あおにんじゃでとなりの部屋までいこう?」とさっそく丸くなったり、静かに歩こうとしたり友だちと一緒に楽しみながら行っていました。
また、「保育園で地震が起きてもママが来てくれるから大丈夫やなあ」と安心していた子もいました。
<感想>
児童
- 今度の避難訓練の時に、あおにんじゃのポーズをやってみようと思いました。(5歳児)
教員
- 絵本や紙芝居など日ごろからよく聞いている子どもたちですが、いつも以上に真剣に見ていました。子どもたちにもわかりやすい言葉や内容で、理解しやすいようにできていると思いました。(4・5歳児担任)
- 家でお母さんと避難時のことを話す場面は、家庭で話をするきっかけになると思いました。また保育園で地震が起こった場面は、子どもたちがふだん過ごしている保育園の場面だったので身近で想像しやすいと思いました。今回は4,5歳児が活用しましたが、2歳児などでも活用できそうだと思いました。(4・5歳児担任)