プログラム活用事例
防災 年少児でも興味がもてるしまじろうの紙芝居で大切な約束を確認
埼玉県 社会福祉法人真宏会 まみ保育園
『頭が一番大事ということや、地震のときの約束を要点を押さえて理解できました。』
- 報告者
- 加藤先生
- 実施日時
- 2021年8月11日(水)
- 参加者
- 3・4・5歳児クラス16名
<目的>
園では毎月避難訓練を行っていますが、いつもと違う内容で子どもたちの防災意識を高めることができればと思い、今回ベネッセこども基金の紙芝居を活用することにしました。
<内容>
普段紙芝居を見るときのように、絵が見やすいように座ってもらいました。紙芝居を読みながら、子どもたちに、「こういうときはどうする?」など声をかけて確認しながら進めていきました。途中で、身を守るポーズなどについて、「みんなもちょっとやってみようか」と声をかけ、ポーズをまねして楽しく身につくようにしながら実施しました。
<感想>
教員
- 子どもたちがよく知っているしまじろうのお話だったので、まずは興味をもって見ていました。「あおにんじゃ」の「あ」は...など、「紙芝居と同じようにやってごらん」と言うと、だんごむしになって頭を押さえるなど、わかりやすく覚えることができたと思います。「頭を守る」ということや、「じしんのやくそく」など、要点を押さえていてわかりやすかったです。
- 年少児から年長児まで、紙芝居のストーリーを楽しんで見ることができました。深く内容を理解できていたのは年中児と年長児のようでした。「あおにんじゃ」は子どもにとって覚えやすい言葉だったようで、興味をもっていました。
- 普段から地震の避難訓練はしているので、真剣に紙芝居を見ていました。一番大事なところは頭であることも再確認でき、だんごむしポーズも紙芝居を見ながら上手にまねしていました。地震のときの約束は大事なので、くり返し確認していこうと思います。