プログラム活用事例
防災 避難訓練の際に紙芝居を初めて活用
あかつき保育園
『よい教材にめぐり合えました。地震が起きたら保護者が迎えに来るまでしっかりと子どもたちを守りたいと思います。』
- 報告者
- 主任保育士 田山先生
- 実施日時
- 2021年9月14日(火)
- 参加者
- 2歳児~5歳児 44名
<目的>
避難訓練の際、エプロンシアターなどを使って地震について伝えることもありますが、今回はベネッセこども基金の紙芝居のことをFAXのDMで知り、防災の日に合わせて使用することにしました。教材としてちょうどよいものにめぐり合えました。
<内容>
初めに「防災の日」についての話をしてから、紙芝居の読み聞かせに入りました。「あおにんじゃ」の約束のところでは、ゆっくり読み上げ、耳に残るように工夫しました。また、「こんなときはどうすればいいのかな?」など、約束の内容をみんなが覚えているか確認しながら読んでいくことで、地震のときの約束がしっかり覚えられるようにしました。
<感想>
教員
- 紙芝居に出てくる約束事を練習できるよう、「みんなでやってみましょう」と読み上げる部分では子どもたちと一緒に行いました。内容がわかりやすく、子どもたちの頭の中に入っていることがわかりました。避難訓練などの際にくり返し読んでいきたいと思います。
- 知っているキャラクターが出てくるお話だったこともあり、子どもたちは興味をもって見ていました。参加型の紙芝居だったので、実際に体を動かして「あおにんじゃ」を覚えることができました。また、保育園で地震が起きたときには保護者の迎えが来るまで先生の話をよく聞いて待っているということを子どもたちは理解していました。私たち保育者は、常に真剣に訓練に取り組み、保護者が迎えに来るまで子どもたちが安心して待てるようにしなければならないと改めて感じました。
- 子どもたちが覚えやすく、まねしやすいお約束だったので、今後も避難訓練などで活用しながら身につけていけるようにしたいと思います。