プログラム活用事例
防災 日ごろからパペットなどで親しんでいるしまじろうの紙芝居で集中して防災指導
愛知県 学校法人滝の坊学園 桃の花保育園
『発達サポートの必要な子どもたちも、日ごろから身近なしまじろうの紙芝居だったので、少し長めのお話でも集中して聞くことができました。』
- 報告者
- 主任 藪崎先生
- 実施日時
- 2021年8月18日(水)
- 参加者
- 年少児クラス12名、年中・年長児クラス24名 計36名〈うち発達サポート児7名〉
<目的>
園には以前からこどもちゃれんじのキャラクターであるしまじろう・みみりん・とりっぴぃなどのパペットがあり、日ごろから子どもたちも身近なものとして親しんでいます。そのなじみのあるキャラクターが登場する紙芝居をいただいたので、しまじろうといっしょに子どもたちが避難のしかたを学べたらよいと思い、活用しました。
<内容>
年中・年長児クラスでは、紙芝居の中で問いかけが出てくる部分で実際に子どもたちに投げかけながら読み聞かせをしていきました。子どもたちは、「あおにんじゃ」の合言葉や、「お母さんは必ず迎えに来るよ」といった重要な部分を真剣に聞くことができました。
年少児クラスにはお話が少し長く難しい部分があったので、少し省略しながら担任に読み聞かせをしてもらいました。「あおにんじゃ」の言葉や「お」「は」「し」「も」を意識して避難することができていました。
<感想>
教員
- 少し前に洪水のニュースがあり避難について話したばかりだったので、地震についても真剣に考えて聞いていました。避難訓練は雨天のためできませんでしたが、次回の地震の避難訓練の時にもう一度読んで取り組みたいと思います。(年中・年長児クラス担任)
- 年少児には少し難しい内容だったので、わかりやすくはしょって読んでいきました。またしまじろうのパペットを登場させ、楽しんで考えていけるように工夫しました。
- 発達サポートの必要な子どもたちも、日ごろから身近なしまじろうの紙芝居ということで、少し長めのお話ではありましたがみんな集中して話を聞くことができていました。(講師)