プログラム活用事例
防災 学童保育所での避難訓練前に紙芝居を活用
笠松学童保育所 くれよんクラブ
『いつも真剣に避難訓練に取り組んでいますが、より防災意識が高まったと思います。』
- 報告者
- 放課後児童支援員 伊藤先生
- 実施日時
- 2021年12月22日(水)
- 参加者
- 学童保育所利用児童1年生~4年生 10名、支援員3名
<目的>
学童保育所にて毎月避難訓練を行っていますが、ベネッセこども基金から紙芝居「じしんのときのおやくそく」の情報をいただき、避難訓練の際に活用することで訓練の質を上げたいと思い利用しました。災害が起きたときに自分の身を守るためにはどうしたらよいか改めて考えるきっかけにしてもらうことを目的としました。
<内容>
避難訓練を行う前に紙芝居を読み聞かせながら、実際に「あおにんじゃ」の動きを一つ一つ確認していきました。「あおにんじゃ」の"あ"では全員が頭を守り、小さく丸くなる姿勢を覚えることができました。児童はしっかり話を聞いていたので、途中の場面で、お母さんとの約束について復唱することができました。紙芝居を読んだ後、その内容を踏まえて地震を想定した避難訓練を行ったところ、「あおにんじゃ」を思い出しながら行動することができていました。
<感想>
児童
- 「あおにんじゃ」という言葉を初めて聞きました。これからは、「あおにんじゃ」になって避難しようと思います。
- 地震のときは床に何が落ちているかわからないので、踏まないように忍者のように歩こうと思います。
教員
- 毎月の避難訓練で真剣に取り組むよういつも声をかけています。今回紙芝居を読み聞かせたことで、災害時の行動について今まで以上に意識を高めることができたと思います。今後も紙芝居を取り入れながら身を守る行動の指導に努めたいと思います。