プログラム活用事例
防災 0~5歳児に防災紙芝居を読み聞かせ
社会福祉法人しらく会 スキップ本町保育園
『0歳児には少し難しかったようですが、1歳児は最後まで集中して聞けました。幼児クラスはしっかり理解できました。』
- 報告者
- 1歳児クラス担当 円谷先生
- 実施日時
- 2022年1月12日(水)
- 参加者
- 0~5歳児クラス園児 50名
<目的>
1月の避難訓練が地震を想定した訓練だったため、避難訓練後に紙芝居を使用して地震のときの約束についてのお話をしました。ちょうど防災の紙芝居を提供しているという案内を目にしたので、今回利用することにしました。
<内容>
避難訓練後に紙芝居を各クラスで回して、それぞれ担任が紙芝居を読みました。
0歳児には難しかったようでしたが、1歳児はしまじろうが出ているということもあり、少し長いお話でしたが最後まで集中して見ることができました。だんごむしのポーズもまねして行う姿が見られました。次の地震の避難訓練の際は、「あおにんじゃ」と口に出して上手に避難できるように様子を見ていきたいと思います。
幼児は、紙芝居の後に遊びの中で、「あおにんじゃ」と口に出してだんごむしのポーズをしたりする姿が見られました。
<感想>
教員
-
(2歳児担任)
真剣に地震のときのお約束を聞いてくれました。言葉に出して「あおにんじゃ」ということもできました。「どこを守るんだっけ?」という保育者の問いかけには、「あたま!」とすぐに答えることができました。紙芝居を見ながらしまじろうと同じポーズをまねしている子もいて、しまじろうと同じポーズができてうれしそうでした。 -
(3歳児担任)
なじみのあるしまじろうが紙芝居に出てきたので、話をよく聞いていました。3歳児には内容もわかりやすく、よく理解していたと思います。給食後に、どのようなお約束があったか改めて聞いてみると、ほとんどの子が覚えていました。「お家でもママ、パパ、じーじ、ばーばに教えてあげるんだ!」とお話しする子もいました。 -
(4・5歳児担任)
地震を想定した避難訓練の後に紙芝居を読んだので、子どもたちはとても真剣に聞いていました。読みながら、「何が大切かな?」と聞くと、子どもは「あたま!」と言って答える姿が見られました。しまじろうのキャラクターで子ども達も見やすく、話の内容も入ってきやすかったです。 -
(講師)
災害訓練で避難の練習をした後に、皆で集まって紙芝居を見ました。子どもたちの大好きなしまじろう。引き込まれるように集中して聞いていました。避難のときの行動「あおにんじゃ」は子どもたちにとてもわかりやすく、1つ1つまねをしながら、確認するように「あおにんじゃ」になっていました。今後も、紙芝居を併用しながら災害時に落ち着いて行動ができるよう、取り入れていきたいと思います。