公益財団法人ベネッセこども基金

プログラム活用事例

防災 紙芝居を読んだ三日後に避難訓練で実践

学校法人長居幼稚園 きりん保育園

子どもの安心・安全を守る活動

『2歳児がこんなにも真剣に見てくれるのだと驚きました。』

報告者
三宅園長先生
実施日時
2022年1月14日(金)
参加者
2歳児クラス園児 14名

<目的>

ベネッセこども基金から送られてきた冊子を見て防災教材のことを知り、子どもたちに大人気のしまじろうの紙芝居なら2歳児クラスの子どもでも興味を持ちやすいのではないかと思い、活用させていただきました。

<内容>

1月17日「防災とボランティアの日」に避難訓練を実施する予定だったため、その数日前に紙芝居の読み聞かせを行いました。
いすを円状に配置して中央に空間を作り、紙芝居を読みました。「しまじろうと一緒にやってみよう」のところでは、実際に子どもたちが動けるようにして行いました。
紙芝居が終わってからもう一度、「3つの約束」を確認すると、ほとんどの子どもが3つともしっかり覚えていました。また「おうちの人は絶対に迎えに来てくれるから心配しないで待つ」という約束も印象に残ったようで、しっかり自分に言い聞かせるように口に出していました。

「そろりそろり...にん にん にん」と忍者あるきを真剣に練習する子どもたち
3つのお約束をみんなで再確認

<感想>

教員

  • 1年を通じて色々な避難訓練を実施している成果が出たのか、2歳児がこんなにも真剣な姿で紙芝居を見て、内容をしっかりと理解できていたことに感心しました。(主任)
  • よく知っているキャラクターだったので、おしゃべりすることなくみんな興味を持って静かに聞いていました。絵を見てまねするときも楽しそうにし、約束事もしっかりと覚えていました。後日、実際に地震の避難訓練をしましたが、すぐに約束事の「頭を守ってだんごむしポーズ」の体勢になり、待機することができていました。(担任)

SNSでこの記事をシェアする

一覧に戻る