プログラム活用事例
防災 児童館の来館者に声をかけ、防災訓練として紙芝居を読み聞かせ
茨城県 神栖市立大野原児童館
『紙芝居の一枚一枚に読み方のアドバイスがあったので上手に読めました。』
- 報告者
- 職員 向後様
- 実施日時
- 2022年1月22日(土)
- 参加者
- 幼児5名、小学生2名、保護者2名(その時間にいた来館者に声かけをして実施)
<目的>
当児童館では、毎月地震や水害、風害などさまざまな災害を想定した避難訓練を実施しています。年2回、警察や消防署、警備会社との連携をとって大型の避難訓練も行っています。今回は毎月実施している訓練の前に紙芝居が届いたため、これを活用しようと考えました。
<内容>
普段は事前に避難訓練の予告をしていますが、今回は遊んでいる場所にて声かけをして集まってもらいました。参加は強制ではないので、先生の近くまで来てくれる子や、遠くから「何か始まるのかな?」と様子をうかがっている子などさまざまでした。保護者のかたは少し離れて子どもたちを見守っていました。
紙芝居の一枚一枚に読み方のアドバイスが書いてあったので、どのような感情で読んだらよいか事前に把握することができ、読んでいるときにもアドバイスに沿って子どもたちに問いかけすることができました。
<感想>
児童
- ちょうど昨日も避難訓練をしたので、地震のときの逃げ方がよくわかりました。自分たちはヘルメットをかぶらずにやりましたが、しまじろうとお母さんはヘルメットをかぶっているなと思いました。
- 「あおにんじゃ」というのは初めて聞いたので、お友達にも教えてあげようと思います。しまじろうがお母さんに会えてよかったです。無事で安心しました。
教員
- 子どもたちが好きなしまじろうが出てきて、絵も大きくて見やすく、とても良かったです。0~3歳には長めの紙芝居となるので、もう少し短縮したバージョンもあるといいなと思いました。1回に限らず、これからも使っていきたいと思いました。土曜日と平日では来館者もちがうので、今度は平日に行ってみたいと思います。