プログラム活用事例
防災 一年間の防災訓練の総復習として紙芝居を活用
秋田県 認定こども園 もりやまこども園 大川分園
『保護者が迎えに来るところまでストーリーがあるので、子どもたちに安心感を与えることができました。』
- 報告者
- もりやまこども園 大川分園 伊藤先生
- 実施日時
- 2022年3月2日(水)
- 参加者
- 2~5歳児22名、保育教諭2名、計24名
<目的>
子どもたちと一緒に一年間の防災訓練を振り返り、『災害の怖さ』『避難時のお約束』を再確認するため、紙芝居を読むことにしました。災害時の写真、ペープサート、しまじろうの紙芝居を使用して、低年齢児もわかりやすく、親しみを持てるように工夫しました。
<内容>
子どもたちと対話をしながら訓練を進めたことで、災害によって避難の方法が違うことや、避難時のお約束について理解し、身についていることを確認できました。
しまじろうの紙芝居「じしんのときのおやくそく」に出てくる『あおにんじゃ』にも親しみを持ち、だんごむしのポーズやお口にチャック、にんじゃ歩きを楽しく練習することができました。保育園で地震が起きるという紙芝居の設定もわかりやすく、『必ずお家の人が迎えに来てくれる』と安心感を与えてくれました。
<感想>
教員
- お話と絵がわかりやすく、低年齢児(2歳児)もあおにんじゃのポーズをまねすることができたので良かったです。避難時に保護者が迎えに来てくれるところまでストーリーがあるので、子どもたちに安心感を与えることができました。
- 親しみのあるしまじろうのキャラクターが出てくることで、子どもたちは興味深く見ていました。保育園にいる時(保護者と離れている時)に地震が起こるという想定が、自分達にも身近なことなので関心を持てたようです。