プログラム活用事例
防災 0~2歳児が参加の避難訓練で紙芝居を活用
大阪府 大阪市福島区 ここはぐつぼみ保育園
『しまじろうが出てくる紙芝居なので、いつも以上に集中して読み聞かせを聞いてくれました。』
- 報告者
- 主任 八木先生
- 実施日時
- 2022年5月24日(水)
- 参加者
- 0~2歳児 8名
<目的>
毎月行っている避難訓練で、子どもたちに地震について話をする際に絵本や紙芝居などを活用したいと考えていたところ、ちょうど系列の園に案内が届きました。小さい子どもにもなじみのあるキャラクターが登場するので、わかりやすく伝えられると思い、利用することにしました。
<内容>
机を前後2列に並べ、子どもたちはいすに座ってみんなで紙芝居を見ました。園にはしまじろうの妹・はなちゃんのぬいぐるみがあるので、保育者がそれを持ちながら今後の流れを子どもたちに伝えました。子どもたちが集中したところで紙芝居を読み始めました。
みんな真剣な表情で紙芝居を見ており、頭を守るポーズをまねする子どもの姿も見られました。その後の実際の避難訓練では、2歳児は保育者の声かけで自ら机の下に潜り込み、身を守ることができていました。1歳児は机の下に入ることを嫌がる子もいました。
<感想>
教員
- 2歳児の子が、帰宅後に「じしんがきたらあたまをまもるの」と、避難訓練で学んだことを伝えてくれたと保護者のかたから聞きました。しっかり吸収してくれていたことを知り、この紙芝居を利用して良かったと思いました。
- 子どもたちは「にんにんにん」と言ってポーズをとったり、しまじろうと同じタイミングで口元に手を当てたりと、私たち保育者が誘導をしなくても自ら紙芝居の内容を実践しようとしていたので、利用して良かったと思いました。
- 子どもたちになじみのあるキャラクターの登場で、いつも以上に集中して読み聞かせを聞いてくれました。その後の訓練でも「あおにんじゃ!」と言ってポーズをとり、積極的に参加してくれてとても良かったです。