プログラム活用事例
防災 未就学児から小学生まで、さまざまな年齢に紙芝居を活用
児童デイサービス・ちいろば
『療育中のお子さんにもポイントがわかりやすく、まねして練習しやすい教材で良かったです。』
- 報告者
- 廣田先生
- 実施日時
- 2022年6月15日(水)14時~、17時~
- 参加者
- 未就学児5名(14時の回)、就学児童5名(17時の回)
<目的>
頻繁に起こる地震のニュースを見て、療育に通う子どもたちに自分の命を守るためにはどうしたらよいかを知ってもらいたいと考えました。療育の一環として子どもたちに教えるために、わかりやすい教材をインターネットで探していたところ、未就学児にも就学児童にもなじみのある、しまじろうのキャラクターの紙芝居を見つけたため利用したいとお願いしました。
<内容>
しまじろうの「じしんのときのおやくそく」の紙芝居を利用しました。対象児の年齢に合わせて、紙芝居の中の施設名の部分は「保育所・幼稚園」「小学校」と変更しながら読みました。
大人が前で紙芝居を読み聞かせながら、「あおにんじゃ」のところは実際に子どもたちに練習をするよう声かけをし、実践しました。読み終わった後にも「あおにんじゃ」の振り返りをし、再度確認しました。
<感想>
教員
-
当事業所は発達障害のお子さんが通うデイサービスであり、通っておられるお子さんは、イメージが持ちにくかったり、口頭での指示がわかりにくいお子さんも多くいます。
「あ」は「あたまをかくす」
「お」は「おくちにちゃっく」
「にんじゃ」は「にんじゃあるき」
と、それぞれのポイントが各ページにしっかりと分けて書かれているのでわかりやすいです。また、実際に該当ページを見ながら練習することができるので、イメージがしやすく、記憶にも残りやすいようでした。今回は療育中の短い時間の中での実施だったため子どもたちの感想は聞けていませんが、楽しみながら学ぶことができ、どの年齢の子どもたちにもわかりやすく、取っつきやすい内容だと感じました。